西域・東瀛 伝承・超越――莫高窟を守る一族の物語
本催事は平山郁夫にも師事したことがある在日中国人画家常嘉煌氏が主催し、世界遺産(莫高窟)保護に尽力した主催者一家とその功績を紹介するための芸術作品展です。
常氏の両親で共に画家の常書鴻と李承仙は、1943年に敦煌石窟の保護作業と研究のため敦煌に移り、「敦煌学」の発展に大きく寄与しました。本展覧会では、貴重な歴史資料や写真を通じて、敦煌の文物保護における常書鴻と李承仙夫妻の研究成果を展示し、また常氏が両親の願いを受け継ぎ、26年前から掘削し始めた現代敦煌石窟も紹介します。
【会期】2022年8月31日(水)~9月6日(火)
【開館時間】
初日14:00~17:00
会期中10:00~17:00
最終日10:00~13:00
【入場無料】